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【北欧風DIY】ファニチャーリノリウムでデスクをプチDIY

北欧系インテリアでよく見るファニチャーリノリウムという素材。デザイン性と実用性も高く、インテリアショップでもよく見かけるので気になっていたんですよね。

今回はそのファニチャーリノリウムをリビングにあるデスク兼テーブルに貼ってみました。思ったより簡単にDIYできたのでその工程をお届けします。

目次

ファニチャーリノリウムって?

ファニチャーリノリウム( furniture linoleum)は、アマニ油など天然の原材料から作られた自然素材。抗菌・抗ウイルス・脱臭・抗アレルギー性に優れており、 「ヒトと環境にやさしい」家具材として、最近注目されている素材です。アマニ油が酸化する過程でこれらの効果があることが科学的に実証されており、北欧ではサスティナブルな家具材としてよく使われています。すべて天然素材からできているため、無垢材と同じような、温かみと柔らかさを感じられることも大きな特徴。あるデンマークの家具職人は、ファニチャーリノリウムのことを「木のような自然の温もりを感じられる素材」と表現しています。

https://kanademono.design/blogs/topics/furniture-linoleum 「かなでもの」より引用

リノリウム素材を使った北欧系のインテリア。おしゃれな見た目だけでなく下記のような特徴もあり最近人気が高まっているようです。

  • 天然の原材料から作られたサスティナブルな自然素材
  • 抗菌、抗ウィルス、脱臭に優れている
  • 汚れや指紋が目立たない
  • 帯電防止効果でホコリがたまらない
  • 弾力があり筆圧性が良い

リノリウム素材ってメリットが多いですよね。デスク界隈で人気の高い「かなでもの」でもリノリウム天板のデスクを取り扱ってます。

今回DIYするにあたり参考にさせていただいたのが「ポーリー(paulie)」さんの下記記事。ファニチャーリノリウムって本来は特殊な接着剤とかを使うと聞いていて、難易度が高そうだなあと躊躇してたころ。ポーリーさんのファニチャーリノリウムを両面テープで貼った記事を見つけました。これなら不器用な僕でもできそう!ということでめちゃくちゃ参考にさせていただきました。

準備したもの

こちらがDIYの材料たち。ファニチャーリノリウム本体(色は4175 pebbleペブル)と紙ヤスリ、両面テープ、木口テープ。ファニチャーリノリウムは通販で購入しました。

こんなもの売ってるんだー、と感心してしまった木材を薄くスライスしたという木口ウッドテープ。天板サイドを自然素材っぽく見せるためのアイテムです。色はホワイトオークを購入してみました。幅20MM、長さは10M。これで送料合わせて1500円くらい。


ファニチャーリノリウムをはっていきます

こちらのデスクにファニチャーリノリウムを貼り付けていきます。天板サイズは120cm✕60cm。ファニチャーリノリウムは事前に天板サイズを伝えてカットしている状態だったので貼り付けるだけでいけるはず..

ポーリーさんの記事を参考に両面テープを「これでもか!」というくらい貼り付けます。両面テープは「3M スコッチ はがせる両面テープ 強力 薄手 19mm」。3Mは天板とリノリウムの間に隙間が生じてしまうので薄手タイプを選びました。

※長さ8mを購入したのですが途中で足りなくなり追加購入しました。16mタイプであればほとんどの天板サイズで足りると思います。

全面にしっかりと貼れるよう慎重にファニチャーリノリウムをのせます。最初は少しずれてしまい何度かテープを貼り直すはめに。僕は妻と一緒に作業したので何とか短時間で貼れました。1人での作業時は要注意。

以前自部屋のデスクに貼り付けたダイノックのカッティングシートとは違い、厚めなので空気が入ることもなく、手でならすだけで大丈夫そうでした。が、念のためスキージーでならしてリノリウムとデスクを密着させます。

ファニチャーリノリウムを貼ったあとは

やはり念のために大きめにカットされていたのか少しだけ天板からリノリウムがはみ出てます。

天板を取り外し、はみ出た部分のリノリウムをカットしていきます。床が傷つかないようカッティングマットをしいて天板に沿ってカット。見た目以上にやわらかいので通常のカッターでもすんなり切れました。

サイドはこんな感じ。断面が露出したままであんまりキレイではないので木口テープを貼り付けていきます。

貼り付けたファニチャーリノリウムが約2mmの厚さ。天板は約1.8cmの厚さだったので合計で約2cmの厚み。今回購入した木口テープの幅は2cmなのでカットしなくても大丈夫なはず..

木口テープは両面テープと同じ要領で簡単に貼り付けられます。

本来で天板の厚みに揃える必要があるため、木口テープを貼り付けたあとはみ出た部分をカットする必要があります。

今回は天板とテープの厚みがぴったりだったのでそのままで大丈夫そうでした。

天板を取り付け、仕上げに木口テープのバリをやすりで軽く削ります。紙やすりはダイソーで購入しました。

ファニチャーリノリウムデスクの完成

憧れのリノリウムデスクの完成!作業時間は約1時間。夫婦で作業したこともあり短時間でできました。

ビフォーアフター。だいぶ雰囲気が変わりました。リビングで一番存在感のある家具なので一気に部屋の印象が変わりますね。

サイドの木口テープも無垢木材っぽい雰囲気が出て高級感があります。もう少し濃い色でも良かったかな..

サイドを見るとDIY作業の粗がやや見受けられます..まあ遠くから見ればわからないので許容範囲です!

ファニチャーリノリウムはマットな質感で柔らかく、さらっとしていて心地の良い手触り。ずっと触っていたくなる。

また、今回貼り付けたファニチャーリノリウムは「pebbleペブル」という色。グレーベースにベージュが混ざった、いわゆる「グレージュ」といった色味でどんなインテリアや雑貨にもマッチする気がします。

リビングに設置しているので基本はテーブル用途ですがタブレットと無線キーボードでミニマルなデスク環境にも。

食事を並べても..

コーヒーウェアを並べてもいい感じ!リビングが北欧風になった!気がします。

妻にも好評。雑貨類の魅力を引き立ててくれ、何を並べてもついカメラを手にとりたくなる。

しかも今回DIYしたデスクは電動昇降タイプなのでスイッチ1つで高さを変えられます。

北欧風スタンディングカフェ!もう北欧と言いたいだけです。

ファニチャーリノリウムは高い筆圧感も特徴の1つ。

デスクマットに近い、適度な弾性があるのでペン先がしっかりと紙に密着し、滑らかな書き心地。自分の思うようにペン先が動くので筆記が上手くなった気すら覚える。なんだかやみつきになります。今後大事な書類などはファニチャーリノリウムの上で書くようにしよう..

物撮りとかにも使える

お気に入りのガジェットを並べてもいい感じの写真が撮影できます。グレー系の色味は黒いガジェットを引き立ててくれる。

マットな素材感なので光沢感、反射がなく撮影しやすい。↑はレタッチなしの撮って出しです。

ファニチャーリノリウム DIY あとがき

以上、「ファニチャーリノリウムでデスクをプチDIY」の工程をお届けしました。以前から欲しかったリノリウム天板デスクがDIYでできるとは思いもしませんでした。耐久性も高いので色んな用途でガンガン使っていきます。

木製天板のデスクに飽きた方、部屋の印象を北欧風に変えたい方は是非チャレンジしてみては如何でしょう。


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