発売前から話題でSNSで拡散されるやいなや、Amazonと楽天で瞬く間に売り切れたcmf by NOTHINGのWATCH PRO。なんとか運良く手に入れることができたので紹介していきます。
この記事ではcmf by NOTHINGのスマートウォッチ、WATCH PROを紹介します。
cmf by NOTHINGとは?
https://intl.cmf.tech/
Nothing のサブブランドである CMF は、ロンドンにあるテクノロジーブランド。デザイン性を重視したデバイスを展開しており、中でもWATCH PROはそのミニマルなデザインとNothingブランドらしいウォッチフェイスやUIで発売前から話題でした。
cmf by NOTHINGのスマートウォッチ、WATCH PROの特徴、スペック
即購入の決め手となった特徴は下記3点。11,000円という比較的試しやすい価格。また、13日間の約2週間近く持つバッテリーライフ!AppleWatchなどは使い方によりますが持って1日~2日なので充電の煩わしさが少ないのは魅力的。
・13日間持つバッテリー
・角丸のおしゃれなデザイン
・価格が11,000円と他スマートウォッチと比較して安い
https://www.amazon.co.jp/cmf-by-NOTHING
WATCH PROのスペックは下記のとおり。
画面サイズ | 1.96 インチ |
ディスプレイ | AMOLEDディスプレイ |
リフレッシュレート | 58FPS |
連続使用可能時間 | 13日間(省エネモードで45日間) |
バッテリー | 340mAh |
サイズ(縦×横×厚さ) | 46.9 x 39.87 x 12.89 mm |
重量 | 30.4 g (バンドなし)47 g (バンドあり) |
防水性 | IP68 |
センサー | 加速度センサー・心拍数と血中酸素飽和度センサー |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 |
素材 | アルミニウム合金フレーム |
リストストラップ幅 | 22mm |
価格 | ¥11,000 |
cmf by NOTHINGのスマートウォッチ、WATCH PROの外観
こちらがパッケージ。モノトーンにオレンジがアクセントのNOTHINGっぽい見た目。箱型のパッケージかと思いきや..
裏面はこんな感じ。コストが高いのか安いのか、なんともいえない独特なパッケージ。
本体、同梱されてるバンド、ケーブルが収まったポケットが突き出ている。
内装はこんな感じ。パッケージからワクワクさせてくれる。さすがNOTHINGブランド。
WATCH PRO本体。画面サイズは 1.96 インチで結構大きめ。重量は30g程度なのでスマートウォッチとしては軽め~標準くらい。この角丸なデザインがなんともおしゃれ..
本体側面にはボタンとマイク・スピーカー。
背面にはセンサー。
付属のバンド。22mm幅とやや太め。ちなみにバンドは交換可能。
このバンド、ややつけづらい。穴に金具を取り付けるまでは問題ないのだけど..
肌側に余ったバンド部分を押し込む方式のためややつけづらい。このタイプは初めてだったので少し手こずりました。慣れるまで時間かかりそう。
バンド幅が22mmと太めでシリコン製なので手首へ負担がかかりにくく思った以上につけ心地が良い。画面は1.96inchと通常のスマートウォッチより大型なのに軽く感じる。
充電には専用ケーブルが必要。う~ん、これは痛い。USB-C端子で充電できれば最高だったんですが、専用ケーブルの場合失くしてしまったら入手が容易ではない
充電画面はこんな感じ。公式に充電時間の記載がなかったんですが、ざっくり2~3時間くらいで満充電できそうでした。
ちなみに満充電から10日ほど使用して残量20%以上残ってました。入手初日に検証のために色々いじったのですがすごいバッテリー持ち。
cmf by NOTHINGのスマートウォッチ、WATCH PROを使ってみた
ペアリングは簡単。起動して言語を設定。
表示されたQRコードを読み取ると、「cmf Watch」というアプリのダウンロード画面に遷移します。ダウンロードが終わるとアプリが起動してペアリングが開始されます。
アプリが起動してしばらく立つとペアリング設定完了。
サイドのボタンを押すか、クイッと傾けると画面が表示されます。
高い操作性。ぬるぬるサクサク動く。
最大600ニト(輝度)且つ有機EL液晶で発色、視認性が良く、屋内であれば明るさ設定2(5段階)で充分見やすい。
アプリのトップ画面はバッテリー残量の表示、ウォッチフェイスギャラリーや設定画面へのアクセスができます。
各種アプリの設定やログを確認できる画面。実際にどんなアプリや機能があるのか、見ていきます。
cmf by NOTHINGのスマートウォッチ、WATCH PROで何ができるの?
コスパ抜群というWATCH PRO。このスマートウォッチで何ができるのか。基本的な機能としては下記のとおり、何点かピックアップしていきます。
・ヘルスモニター
・各種通知機能
・ウォッチフェイスの変更
・Bluetooth 通話
・音声アシスタント(手持ちのスマホのアシスタントが起動)
・メッセージ通知
・音楽コントロール
・タイマー
・ストップウォッチ
・アラーム
・天気予報
・電話を探す
・懐中電灯
・リモート カメラ コントロール
・リマインダー
ヘルスモニター
WATCH PROで測定できるヘルスケア関連の数値は下記のとおり。
自動心拍数測定、24時間心拍数モニター、安静時心拍数、運動時心拍数、心拍数アラート、血中酸素モニター、ストレスモニター、睡眠モニター、一日の歩数、カロリー、距離、運動時間
睡眠トラッキングは各睡眠状態の割合やスコアを計測。睡眠時、画面が大きいためかやや違和感を感じました..
ストレス値や血中酸素も計測可能。
指定した基準値から外れた場合に通知する設定もできます。
呼吸トレーニング機能。息を吸う、吐くを繰り返して呼吸を整えるアシストをしてくれる。リラックスや集中したいときに。
その他、水分補給のタイミングや座り続けているときに通知してくれるリマインダーも設定可能。作業に集中しすぎると休止するタイミングって忘れがちですよね。そういう細かい機能はありがたい。また、iPhoneのヘルスケアアプリとも連携可能。自身の健康管理を常に把握することは良いこと!
各種通知機能・iPhoneでの設定方法
WATCH PROでは各種通知も表示可能。ただSNSで見ていると、「WATCH PROの通知設定ができない!」というコメントが結構ありました。僕はiPhoneを使っているのですが設定方法は下記のとおり。
これでWatch Proに通知が表示されるようになりました。画面が大きいので通知文字数も多めでしっかり確認できる。返信はできません。ちなみにLINEでの通知内容をWatch Proで確認してもLINEで「既読」はつきませんでした。これは人によってはありがたいかも?
天気予報
NOTHINGらしい、ドット絵アイコンで表示された天気予報。1週間分の予報が確認可能。
デザイン性の高いウォッチフェイス
ウォッチフェイスはデフォルトで結構種類があります。パッケージ同様モノトーン背景にオレンジのアクセントが効いたセンスあるデザイン。
オレンジ主体でおしゃれなフェイスもありました。このギミックが効いた感じがなんともおしゃれ。
通話機能
スピーカー、マイク搭載なので通話も可能。AIノイズリダクションというテクノロジーでノイズの少ない明瞭性の高い通話が可能とのこと。LINE通話を試してみましたが問題なく使え、確かにノイズが少なく会話しやすくかった。
懐中電灯・フラッシュライト
懐中電灯機能。「ライトないしなあ..」と思っていたら画面が最大レベルまで発光するだけ。中々面白い機能。はたして使う機会はあるのか..
その他機能
音楽コントロールは再生、曲送りなどの基本的な機能、カメラはスマホのカメラ起動時に撮影ができるなど、、スマートウォッチとしての基本的な機能は網羅されている印象でした。
スポーツモードや「スマートフォンを探す」など、まだ紹介しきれていない機能があるのでこれから追記していこうと思います。これだけ人気のあるアイテムなのでアップデートにも期待ですね。
cmf by NOTHINGのスマートウォッチ、WATCH PROのまとめ
以上、cmf by NOTHINGのスマートウォッチ、WATCH PROをレビューしました。
スマートウォッチとしては必要最低限な機能性のため、AppleWatchのような高いスペックを求める方に向いてないかも。ただこの見た目、UI含めたデザイン性は唯一無二という感じで所有感を満たしてくれるアイテム。これで11,000円。僕のような普段スマートウォッチを敬遠していた層にも刺さりやすい。発売前から話題で即完売の理由がわかった気がします。
ただ各ECサイトでは品薄で手に入りにくい本アイテム。
現状、Amazonの売り場では通常価格より割高な価格設定になってます。発送元が公式代理店ではない転売業者の可能性があるので注意が必要。たまーに除くとキャンセル分なのか再販していることもあるのでぜひチェックしてみてください!もう1個、妻に買ってあげたい。。
- 洗練されたミニマルなデザイン
- 13日持つバッテリー
- 本体価格11,000円
- 充電が専用ケーブルのみ
- 品薄で手に入りにくい
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